今朝のこと。
たわいのない話を高1の娘と小5の息子としていました。
何か私の言った冗談に息子が
「ふざけんなよ!」と言い自分の部屋に行きました。
声の調子や態度からふざけてつい言ってしまった感じでした。
でもやはりこのままにするのは良くないと思い、
リビングに戻ってきたらすぐに
「今の『ふざけんなよ』はいけないよ。親や目上の人、先生には
言ってはいけない言葉だよ。」と静かに言いました。
「先生には言うわけないじゃん。」と息子。
「わかったね。」私。
「うん。」息子。
その後、朝食中に息子とふたり横に並んで食べていました。
主人と娘はもう出勤・登校しました。
すると
「ごめんね。」と息子。私の方を向いています。
「うん。いいよ。」と私。息子の頭を撫でました。
「何かわかるの?」息子。
「ふざけんなでしょ?」私。
「うん。」息子。
気にしていたんだなと思うとすごく愛おしくなりました。
きっと後悔していたんだと思います。
声を荒げて怒らなくても子どもには通じるのですね。
素直に育ってくれてありがとう。
学校の先生でもすごく怒るタイプの人がいます。
小さな子どもたちは、怖くて従いますが3年生くらいになると
子どもたちも気が付いてきます。
この先生すぐに怒るな。とか気持ちの切り替えができないタイプだなとか。
実に的確でよく見ています。
怒らなくても教育できること。
怒るのではなく、諭す。良い悪いを教える。
なぜいけないかを教えてあげればいいのです。
静かに話した方が子どもの心に染み入るのです。
きれいごとと思われるかもしれませんが
今朝の息子の表情を見て、改めて怒らず諭すことの
大切さを感じました。
とか言って明日も息子に
「ふざけんなよ!」と言われたらズッコケますけど・・・
怒られるのをとても不安に感じる子どもは多いです。
うちの子も
「先生に怒られたらどうしよう・・・」というのを
何度も聞いています。
「そんなことでは怒らないでしょ?」と言うと
「すっごい怒るよ。」と答えます。
「先生、すぐキレるから・・・」とも聞きました。
きっと先生も子どもが好きで教育者になったと思うのですが
残念ですね。
先生は業務が多く、忙しすぎたり時間がなかったりまたは
クレームに対応していたりきっと私たちには見えない苦労も多く
本当に大変なんだと思います。
ですが人間を育てる・教育する大切なお仕事をされているので
なるべく怒らず諭して欲しいなと思います。
そして子どもたちに心から信頼される先生になって欲しいと
思います。
ちなみにうちの子ふたりの今までの先生の中で怒らず諭してくれて
子どもの心に残っている先生は、5人います。
うちの子に怒らないというのではなく、怒っているところを
全く見たことがないのです。
素晴らしいです。
とても有難く私の中でお手本にしている先生もひとりいます。
大人に心の余裕があると怒らなくて済むのかもしれませんね。
仕事に家事・育児。目の回るような忙しい日々の中で
心に余裕を持つのはなかなか難しいことだと思います。
ですが毎日がんばる自分をまずは
「よくやってるね!」と自画自賛して乗り切っていきましょう!
では、今日はこのへんで・・・ありがとうございます。