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私の最も苦手な虫が出ました。

これ程までになぜ心が消耗してしまうのでしょう?

それは夕食の時でした。家族の好きな餃子を作り、鉄のフライパンで

カリッと焼き上げビールもいただいている最高のひとときに。

今日は上手く焼けたな、なんて思いながら餃子をパクついていると、

高1の娘が「キッチンに虫いるよ。」と。

背を向けて座っている私は、振り向き確認しましたが

ひと目では分からず・・・?と思っているとハッとしました。

シンクの縁に1cmくらいの黒いものが!

「まさか、あれなの?ママの嫌いな?」と娘に聞くと

「たぶん・・・」

なんてことでしょう?

清潔を保ちたい神聖なキッチンに!!

そしてシンクに直角に降りて行こうとしているお尻の方だけ

見えていたのです。

私は、隣の部屋に逃げ込み細く開けて扉の隙間から様子を伺っていました。

主人が新聞を丸めてじっと見つめています。

娘や息子は私ほど怖がらず近くで見ています。

娘なんかたまに餃子をパクッと食べたりしています。

なんて逞しいんでしょう!良かった。私のせいで同じように怯えていなくて。

そうこうしているうちに敵が動き出し、あっという間に隙間に入ってしまいました。

あーーー最悪です。不安材料を抱えたまま過ごさなければならないなんて。

今夜は、もうキッチンには立てません。

洗い物は、主人がしてくれました。

長くなりました、続きはまた今度。

では今日はこのへんで・・・ありがとうございます。

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